4.アロマ成分複合体
「DOMAC(ドゥーマック)」研究紹介

舌苔にひそむカンジダ菌

カンジダ菌とは

皮膚や口腔内、消化管、女性の膣粘膜など全身に常在するカビのこと。

カビのフィルム菌

お口のトラブル、
いろんな菌が原因?

免疫力の低下や唾液分泌量の低下などにより
口腔内細菌やカンジダ菌が過剰に増殖

口腔内細菌やカンジダ菌を含む
バイオフィルムが舌表面に定着するように

舌を覆う白い苔状の「舌苔」が発生

舌苔は口臭の原因の1つと
言われています。

高齢者とカンジダ菌

在宅自立高齢者(平均年齢75歳)における口腔内からのカンジダ菌の検出率は80%と言われています。

出典:加藤 卓己、山崎 裕、佐藤 淳、秦 浩信、大内 学、守屋 信吾、北川 善政. 在宅自立高齢者における口腔カンジダ菌の保菌状態に関する再調査.
北海道歯誌, 33: 121-139, 2013.

アロマ成分複合体「DOMAC」とは?

舌苔に含まれるカビフィルムの原因“カンジダ菌”に着目した、アロマ成分群の総称です。
帝京大学医真菌研究センター安部茂先生とUHA味覚糖の共同研究によって生まれた食品由来の独自成分です。
UHA味覚糖では、カンジダ菌への生育阻害作用がある“プロタミン分解物”を配合したDOMACの開発にも成功しました。

(独自成分)アロマ成分複合体DOMAC(ドゥーマック)とは?香料成分'アクア(A)'(爽快なメントール成分)、'オリゴノール(O)'(ライチ由来のポリフェノール)、'デカン酸(O)'と'シナモン、シトラール(C)'(主要なアロマ成分)、'メチルセルロース(M)'(各成分のまとめ役)'プロタミン分解物'(カンジダ菌の生育を阻害)

アロマ成分複合体「DOMAC」
に期待すること

帝京大学医真菌センター客員教授 安部茂先生

アロマ成分複合体「DOMAC」技術は、植物アロマが持つ抗菌・抗炎症・免疫調節活性についての私たちの長年の研究の成果を基盤としています。植物の持つこれらのパワーを、口腔の衛生の基盤である口腔粘膜の正常化、特にカンジダ菌などの微生物の異常増殖を抑制に用いる食品としてDOMACは開発されました。最近、このパワーがウイルスとの戦いにも有用である可能性が見出され、今後より多くの人々のオーラルウェルネス改善方法の1つとなることを期待しています。

岐阜県山県市 つちだ歯科医院 院長 土田治先生

口腔衛生環境の悪化により口腔内に種々のトラブルが生じた時に、抗菌剤の投与は確かに急性症状を緩和するためには必要な手段かもしれませが、その手段が度を越してしまうと常在菌の多くが死滅してしまい、カンジダ菌優位の菌交代現象を起こして逆に口腔衛生環境が悪化することにもなりかねません。DOMAC含有食品を食べることより、カンジダ菌の優位な口腔環境から常在菌の共生を促し口腔内細菌の秩序を正すことは、今後の口腔ケアに一石を投じることと確信しています。口腔内フローラとよく耳にするようになりました。口腔内に細菌のきれいなお花畑をつくる方向性での口腔衛生環境の改善が望ましいように思われます。

アロマ成分複合体「DOMAC」
研究紹介

アロマ成分複合体(DOMAC)の
カンジダ菌(Candida albicans)
菌糸形発育抑制

帝京⼤学安部茂先⽣データ
0時間→無添加運:8時間後、添加群:8時間後 菌糸発育が全く見られない

高齢者における
口腔内カンジダ菌数および
衛生状態の変化

■試験概要

デザイン :
⼆重盲検、クロスオーバー試験
被験者  :
60歳以上の健康な⾼齢者20名
被験⾷品 :
[アクティブ]「DOMAC」含有キャンディ
[プラセボ]「DOMAC」を含まないキャンディ
摂取量  :
1回1粒、1日3回(毎食後)
摂取期間 :
各⾷品あたり7⽇間(休⽌期間14⽇間)
息を吹きかけ、6段階で⼝臭を評価

口臭スコア:
TANITA社のブレスチェッカー(型番:HC-205)を用いて評価しました。

◆カンジダ菌高保有者において

DOMAC含有キャンディの摂取により、お口ですすいだ液中のカンジダ菌数が有意に減少しました。
(摂取開始前と比較)

◆DOMAC含有キャンディの摂取により
口臭スコアが有意に減少しました。

(摂取開始前と比較)

カンジダ菌数と⼝臭スコアが
有意に減少︕
出典:鈴⽊基⽂ほか. カンジダ保有⾼齢者の⼝腔カンジダ⽣菌数および⼝腔内衛⽣に及ぼすアロマキャンディ摂取の影響に関する研究.Med Mycol J 2015; 56J: J31-40.

高齢者における舌表面微生物数
および舌苔付着程度の変化

■試験概要

デザイン :
⼆重盲検、クロスオーバー試験
被験者  :
摂食嚥下障害のなく、食物アレルギーの無い65歳以上の高齢者 22名
(男性10名、女性12名、平均年齢78.5±6.3歳)
被験⾷品 :
[アクティブ]「DOMAC」含有タブレット
[プラセボ]「DOMAC」を含まないタブレット
摂取量  :
1回1粒、1日2回(朝・夕食後)
摂取期間 :
各⾷品あたり7⽇間(休⽌期間7⽇間)

舌表面微生物数:
湿潤させた滅菌綿棒にて舌正中溝上の舌分界溝先方部より試料を採取し、試料中の微生物数をPHC社の細菌カウンタ(型番:DU-AA01NP-H)にて計測しました。

舌表面微生物数(アクティブ群)グラフ
舌表面微生物数(プラセボ群)グラフ

ウィルコクソンの符号付順位和検定、*:p<0.05

◆DOMAC含有タブレットの摂取により舌表面微生物数が有意に減少しました。
(摂取開始前と比較)


舌苔スコアの記録

舌苔付着程度:
舌表面を9分割して視覚的に舌苔付着状態を評価するTongue Coating Index(TCI)を用いて評価しました。

舌苔付着程度(アクティブ群)グラフ
舌苔付着程度(プラセボ群)グラフ

◆DOMAC含有タブレットの摂取により舌苔付着程度が有意に減少しました。
(摂取開始前と比較)

舌表面微生物数と
舌苔付着程度が減少!
出典:竜正大ほか.DOMAC含有タブレットによる舌表面微生物数抑制効果の二重盲検試験.日本老年歯科医学会第31回学術大会2020;P一般-077.

要介護高齢者における
口腔内総菌数の変化

■試験概要

被験者  :
特別養護⽼⼈ホームに⼊所する60歳以上の男⼥48名
被験⾷品 :
「DOMAC」含有ジェル
摂取⽅法 :
1回1袋、1日2回(昼・夕食後)
摂取期間 :
4週間

舌表面微生物数:
湿潤させた滅菌綿棒にて舌正中溝上の舌分界溝先方部より試料を採取し、試料中の微生物数をPHC社の細菌カウンタ(型番:DU-AA01NP-H)にて計測しました。

口腔内総細菌数の経時変化
(ウィルコクソンの符号付順位和検定、調整法:Holm)

DOMAC含有ジェルの摂取により、摂取2週間後および4週間後の口腔内総細菌数は有意に減少しました。

(摂取開始前と比較)

特に摂取後2週間後までに大きく減少し、その効果は摂取4週間後まで持続しました。

口腔内総細菌数が減少!
出典︓ Obara, M. et al. Effects of Food Containing Aroma Compounds on Oral Hygiene.Therapeutic Research 2020; 41: 125-131.

岐阜県山県市歯科医 土田先生 事例紹介
高齢者における舌の変化①

■試験概要

被験者  :
⻭科医に通う⾆苔有する⾼齢者
被験⾷品 :
「DOMAC」含有ジェル
摂取⽅法 :
1⽇1回就寝前に摂取
摂取期間 :
7日間⇒休止期間⇒14日間
初診時→14⽇後→28⽇後
DOMAC含有ジェルの摂取により
舌苔の付着程度が減少しました。

高齢者における舌の変化②

■試験概要

被験者  :
⻭科医に通う⿊⽑⾆を有する⾼齢者
被験⾷品 :
「DOMAC」含有ジェル
摂取⽅法 :
1⽇1回就寝前に摂取
摂取期間 :
28日間
初診時→14⽇後→28⽇後
DOMAC含有ジェルの摂取により
舌苔の付着程度が減少しました。